損益分岐点はどこ?


わが家での太陽光発電による損益分岐点を計算してみました。

(あくまで概算です)

1ヶ月の平均売電価格は約1万2000円。買電価格は平均約4100円。

ここでの太陽光による利益は7900円です。

さらに、オール電化にしたことによる光熱費の減少(ガスがなくなった分)を考えると、
ガスを使用していたときの光熱費が平均約7000円なので、今よりも2900円多く払っていました。

これも見えない利益になります。

よってトータル一ヶ月で10800円。一年で129600円になります。
わが家の太陽光とオール電化の設置費用は補助金を除いて292万6440円。
計算すると・・・


2926440÷129600=22.58055・・・≒約22年で元が取れる、という結果に。


うーん。出力も落ちたり、買い取り価格ももっと下がると安易に予想できるので、利益が出ているようで利益は出ていないということになるのですね。

太陽光をつけないときの光熱費がが22年間分を換算すると184万8千円になるので、光熱費を先払いしているようなものかも。


では、太陽光発電のみでの損益分岐点はどうなるでしょうか。

太陽光のみの場合、太陽光発電設置にかかった費用は補助金を引いて162万4774円。
太陽光発電買電価格は朝夕のIHの使用をないと考えると多めの平均12,500円。
単純に太陽光の収入で太陽光の元を取るには何年かかるでしょうか?

1624774÷(12500×12)=10.831826・・・≒10年


これを考えると、ガスが都市ガスなど安い場合、オール電化を付け加えないで太陽光のみ設置したほうが回収が早そうです。
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