この期間は本当に「これが仲介手数料0円なのだな」と思う苦労でいっぱいでした。
いや、もしかしたら自分たちの手際が悪かったのかもしれないけれど、不親切だなぁと思う面も、もちろん多々ありました。



まずは事前審査をみずほ銀行の変動金利で申請することになり、契約時にそのことを証明として書かなければいけなかったようなのです。

(○月○日までに審査が降りるなど)ローン審査が降りないと当たり前ですが物件は実際に売り買いできません。

そのためには、確実に審査が降りるところをひとつ出して契約を結ばないとスムーズには行かなかったようなのです。



契約をしてからローンのタイプを選べると思っていたし、「借り入れする銀行は選べるのですか?」という質問に関して「実際に決済するまで時間がありますので大丈夫です」といわれて安心していたのですがびっくり。



まずは「変動金利」にすべきか「フラット35S(20年金利引き下げタイプ)」にするか迷いました。


変動金利は借入額と頭金によっては通年最大1.5%店頭金利より引き下げでした。


当時の店頭金利が2.45だったので、0.95%になり、フラットを超えます。


保証料・団信保険料も銀行側が負担。
事務手数料は31500円。
いわばランニングコストが低めのお手軽なプランです。


フラット35S(20年引き下げタイプ)は最初の10年間は店頭金利より1%、その後10年間は0.3%引き下げの全期間固定金利。

2011年3月の店頭金利は2.54%でしたので、1.54→2.24→2.54という変化になります。
保証料は無料ですが事務手数料が借入額の2.1%もしくは金利0.2%上乗せ、団信保険料は負担。

ランニングコストがかかるタイプです。



変動金利は低い金利の分がんがん貯金して早く繰り上げ返済して・・・という方には向いています。


ですがこれから子供を生むであろう、収入が減るであろうときものりこえ、さらに世の中の景気に振り回されない安心を買うにはハイリスク過ぎました。


結局、フラット35Sを選ぶことに。
その中でも元金を固定で返済していく「元金均等利率」を選びました。これで、固定金利ながらも徐々に返す金額が減っていくという不思議な仕組みになったわけです。



さらには銀行をどこにするか?みずほのフラットでは金利が高すぎました。


固定金利が業界一低いと評判のSBIモーゲージにすることにしました。
ここからはスピード勝負。

mochaが当時仕事をやめていたからよかったものの、仕事をしながら物件購入を考えている方は書類を集めるのに必死になると思います。



不動産の方がSBIに知り合いの方が居たようなので事前審査は飛ばすことができいきなり本審査でした。必要な書類は



・過去2年分の源泉徴収コピー
・過去2年分の課税証明書(取りたい年の1月1日に住民票があった役所で取る)
・印鑑証明書(現住所のある役所でつくったもの)
・住民票(現住所)
・健康保険証コピー
・運転免許証コピー
・ローンの借り入れがある方・3ヶ月以内に完済した方はローン完済証など



だったと思います。課税証明はオットが別の住所に住んでいたのと23年分の課税証明はまだできていなかったなどでかなり困惑した上に、まだ籍も入れていなかったので委任状が必要で、委任状を作ってもって行ったりと大変でした。(しかも一日で役所を飛び回る)



不動産がみずほの変動金利で勝手に契約を通したのもあって、時間がない状態でしたので、何もかもばたばた。

途中で「もしかしたらローン審査が降りないかも・・・」といわれて仕方なくみずほのフラットで申し込もうとまた課税証明を取りに行っているとき、電話はかかってきました。


「おめでとうございます、ローン審査が降りました!」


これで残すところは下見・金消契約・決済のみです。
inserted by FC2 system