年末をはさんでいろんな物件をネットで見歩き(約100件ほど見たと思います)、さらには間取り図や実際の駅までの地図をGoogle mapで検索したりなどして過ごしていた日々を送り、目をや知識を肥やしたところで、気になる物件があったので不動産屋へ行くことになりました。



申し込んだのは2月の半ば。下見の日は週末を越えたすぐの月曜日でした。


2月に入り決算が間近・フラット35Sの引き下げ幅拡大とあってますます不動産の動きが著しくなったようで、まるで賃貸の契約のようにぽんぽんと物件が決まってしまう日々。


予約を入れようとしても「その物件は今先ほど契約が入ってしまいまして・・・」といわれることも多かったです。


そしてやっと予約を取った不動産でも、「週末で全て決まっちゃいました・・」といわれてしまいました。



「その代わりといっては何ですが」


と、いくつか同じように2000万円前後の物件を提示してくださり、実際に見に行くことに。


まだこれからできる土地だけのもの、角地の一軒家、線路沿いの家・・・3件ほど見ました。


どの物件もサイズは同じくらい(延べ床面積33uくらい)西武新宿線沿いということもあってせまめでした。


その中で、土地だけの状態のものが駅からも割と近く、日当たりもよさそうな物件でした。


駐車スペースもドンツキで切り替えいらず。
ところが、予算を上回る2180万円でした。

(まぁ、一戸建てでこの値段は十分安いのですが・・)


どうやら売主さんというのは土地の状態では値下げはせず、完成間近や売れ残りが出てきたときなどに下げて来るそうなので、値段交渉も難しそうでした。



「場所はいいと思うんだけど・・・」というのが二人の意見。


不動産会社、やはりここは営業の情熱を駆けて必死で押してきます。


でも、それがはじめての不動産訪問な私たちにとっては決められないのも仕方ありません。


この時期が悪かったのか、週末を越えると動きが出てしまうというのは本当のようでした。

(実際に次の週まで持ち越しているとなくなってしまう物件のほうが多かったです。)


かといって高い買い物。

2000万円以内と決めていた私たちにとっては180万円オーバーはきついです。

仲介手数料やローンの返済額も計算すると結構いっぱいいっぱい。


結局は、不動産というのは「物件を売ることが仕事」なので、ちょっとのオーバーは、お客様ががんばっていただいて、などといってきたりします。


ローン計算もローン会社も不動産任せにすると、後々大変な目にあうので、まずは買える値段とローン事前審査は自分たちでしなくてはいけない、そう気づいたのは購入後でしたね。



結局その物件はお流れにして、また一からのスタートで探すこととなりました。
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