私がぎゃんぎゃん言う中、ようやく鮮魚店を離れて入ったのは、営業職。



資格なし、経験なしの40近いおじさんに就職先などなく



・トラックの運ちゃんなど配送業
・土木業
・営業
・工場


など、やはり体力を使うところ、時間や給与の厳しいところが多かったです。



そんな中選んだのは転職先からオファーが来た営業の仕事でした。



藁をもつかむ思いで転職したのはいいのですが・・・




ただのブラック企業でした。
(・・・というか営業職はかなり家庭を犠牲にするものだと感じました。勉強不足だったと思います)



オットの性格上営業職も合わず、また側近の上司(女)とのそりが合わないようでかなり精神的に参ってしまい、オットは激太り。




それでも我慢していたのですが、
私たち夫婦の考え方も真っ向から否定され、オットも我慢の限界になってしまいました。



「何でそんなに一緒にいたいの?お金がなきゃ生活できないんだから甘えてるわよ。そんなに四六時中一緒にいたいならお店でもやれば?」と。




夫婦が、家族の時間を大切にしたい、晩御飯を食べたい、一緒に朝ごはんを食べたい、と思うことが、そんなにいけないことなのでしょうか。




もちろん、世の中午前様で仕事をしてる方もたくさんいます。夫婦の時間が持てない方、たくさんいます。



そんな中夫婦の時間をできるだけもちたいと思うことは、いけないことではないと思うのです。




その女性の方はシングルマザー。どういう理由で離婚されたかはわかりませんが、自分の考えが絶対、なかただったので、話をするだけ無駄でした。




結局、その会社は3ヶ月で退社しました。
このままいたら、オットが壊れてしまう。そう判断したためです。





幸せってなんだろう。




わからないまま、結局また、同じ鮮魚の仕事に戻ることになりました。




新しいところは休みの条件やボーナスも支給があると前のところより条件はいい、とのこと。
ただ、飲食業はどこも煮たようなもの、というのがmochaの見解です。




なかなか労働基準法どおりに働ける飲食店は、ないでしょう。




そのことを本当の意味でわかって割り切らない限りは、仕事をしていても愚痴だらけになる事は間違いない。




ああ、またもとの生活だな。



そうもやもやしたままのmochaがいることに気づきました。
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