料金変化の概算をしてみよう |
前回の「電化上手」の仕組みを元に、太陽光発電&オール電化にしたときに電気料金化どのくらい変化するのかを概算してみましょう。
(あくまで、概算ですので参考程度にとどめてください。ご家庭の電気使用量で大きく異なります)
まず、ご家庭の電気料金のご案内での、平均的な電力使用量を計算して出してください。
それを、時間帯別に使われる平均%で割り振っていきます。
(これは主婦の方が昼間におうちにもいるであろう計算での%割り振りです。)
@夜間(23〜7)・・・全体の29% A朝(7〜10)・・・全体の11% B晩(17〜23)全体の40% C昼間(10〜17)全体の20%
それぞれの時間帯別にkWが割り振れたら、そのうち、朝の11%のうち4%と、昼間の20%のうち14%分を引いたキロワットを計算します。
つまりはAは7%、Cは6%に計算しなおします。
なぜか?この間は太陽光の売電でまかなう為です。
計算上では9〜15時ごろまでが太陽光でまかなわれることになりますが、天気や季節によっては昼間に買電をしたりすることもあるし、日が長いので朝5時くらいから発電が始まったり夕方17時近くまで太陽光でまかなわれる部分があることもあります。
そして、計算しなおしたキロワットを、それぞれの時間別料金にかけて、時間別の料金を計算します。
さて、ここまでの計算が今までの電化製品のもの。
さらにここにエコキュートとIH分を追加します。
エコキュートは、冬と夏の使用電力量に大変な差があります。我が家ではおおよそ3倍位の差があったと思います。
ここも概算にはなりますが、一日お湯を300リットル使うとして、夏場は80〜100キロワット、冬場は240〜300キロワット夜間料金に追加されます。(料金でいえば夏733円〜917円、冬2200円〜2751円)
一方IHは夏冬関係ありません。
一日30分ほどの料理をして、多くても一日2.5〜3キロワットを目安に考えてください。
月でいえば75〜90キロワットを、朝晩料金に加算してください。
(料金でいえば1734円〜2081円。昼間おうちでご飯を作る方は別で考えましょう)
わが家では普通にお味噌汁におかず2品を作って、一日1.5キロワット程度です。
さて、計算できましたか?それぞれの時間別料金を全て足し、基本料金1260円を足した額から、5%引きをした値段が太陽光&オール電化をしたときの概算になります。
もちろんガス会社と併用していたときよりは高くなりますが、ガス会社の料金を払わない&売電の料金が入ってくるので、べらぼうにあがるということはないと思います。 |
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