エコキュートの上手な使い方


エコキュートは、「空気の熱でお湯を沸かす」仕組みになっています。

外気をヒートポンプで圧縮した熱により、水を沸かし、タンクにためておいたお湯を水で薄めて設定温度までぬるくし、給湯する仕組みです。



なので、そのつどお湯を作って給湯するのではなく、魔法瓶のようなものでお湯をためておいて使うことになります。

当然お湯は時間がたてばさめますので、「ロス」が出ます。

それも踏まえたうえでわが家で行っている節約法をあげると・・・



@節約モードに設定する

オール電化にするとほとんどの方は時間帯別電気料金(東京電力では電化上手)に変更します。

なので夜間の安い電気料金の時間帯にお湯を沸かし、昼間の高い電気料金の時にはお湯を沸かさないようにする「節約モード」に設定をします。

又、夜でも朝方よりも深夜のほうが気温が高めのことが多いので、深夜にすぐ沸かすほうが少ない電力で沸かせます。(ただ、この場合朝方までの時間が空くのでさめるロスが出ます)


A湧きあげ休止設定を使用する

エコキュートは前日に使ったお湯の量を勉強し、湯切れが起こらないように余裕がある量を「毎日」沸かしています。

なので、使用量が少ない家庭では、まだ使えるお湯が沢山のこっているにもかかわらず又夜中に沸かし始めてしまうのです。

それを防ぐために旅行などの外出時に沸き上げをしない設定がありますので、2日ないしは3日沸き上げをしないでロスを極力減らすという方法をとっています。

わが家ではデータによると10月半ば〜5月は2日に一度、5月〜10月半ばは3日に一度お湯を沸かしています。(満タン時冬600リットル、夏850リットル。)


Bお湯を極力使わない

これはガスのときでも同じことが言えますが、お風呂以外でお湯は使いません。

又、給湯とお風呂温度の設定温度も1度ほど差をつけたり、夏はお湯の温度を38度に設定したり、お風呂は100リットル間でしか水位を入れないなど、通常の節約が生きてきます。
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